CBR 600 RR (PC37)
:其の十一:
クラッチを交換しました。
ツーリングなど中・長距離を走った時に、指4本がけでも左手の握力が無くなってきて、信号待ちや
半クラッチが辛く、どうにかならないものかと色々と探して、レバーのみでリンク比が変えられる物とか
ワイヤー途中でリンクを介する物とか有りますが、外見がイマイチです。
さらに探していると遂に見つけました♪
ベルリンガーのワイヤー式クラッチマスターです。
しかし、リンク比が解らないのと、結構なお値段なので購入してノーマルと変わらないのでは
意味がありません。
ある雑誌で、CBR400RRにこのクラッチを装着したら、軽くなったという記事を見つけて、
購入する事にしました。
装着後の感想は、まず見た目がGood ツーリングでも全然左手が疲れません!!
ワイヤー式のクラッチ車にはカラーバリエーションも豊富で、おススメです。
しかーし、レバーが1本1万円オーバーはかなりネックです。
:其の十二:
シートをカスタムしました。
純正シートはスポンジがペラペラで、特に股の内側にスポンジが無いのに等しく、シートベースのプラスッチックに当たって
メチャメチャ痛いです。
車両購入後初めてのツーリング(1泊2日)に行った時は、半泣きで走りきりました。
途中で、何度バイクを置いて帰ろうかと思ったことか・・・ かなりヒドイです!
スーパースポーツバイクに長距離の想定をしていないのか、軽量化(微々たる物)なのか、コストなのか分かりませんが、
ブレーキディスクに続くお粗末パーツです!!
さて、私のシートカスタム法は、まず上記左画像にある黒い部分(ちょうど内股が当たる所)にホームセンターで売っている
5mm厚のスポンジを、純正スポンジとプラスッチックの間にボンドを付けて入れます。
これだけでもかなり症状は改善されると思います。
続いて、シート表面に低反発スポンジ(低反発座布団をスライスした物)を貼り付けます。
10mm厚くらいで貼り付けし、その後粗めのペーパーやすりで厚み、形を成形します。
コーナーをカットしているのは、シートの取り付けボルト脱着の為です。
次に、シートの表皮を滑りにくい物に替えました。
以前、バイクショップでZZR1400を試乗した時のシートの感触がすごく良かったので、Kawasaki純正の表皮にしようと決めていました。
しかし、ZZR1400用では大き過ぎるのでZX−10R用を購入しました。
HONDAは表皮だけ部品で出ませんが、Kawasakiは表皮だけ購入できます。
表皮が届きシートにかぶせると、シート裏の折り返してタッカーを打つ部分が足りません・・・
買い直すのもモッタイナイので、ソファー用のレザーをぐるりと縫製して継ぎ足してもらいました。
出来あがった表皮を、シートに被せしわが出ないように張りながらタッカーで留めます。
どうでしょう〜 かなりいい感じに出来上がりました!! 長距離でも楽ちんです♪
じつは・・ このシートを制作する前に、某メーカーでシートをスポンジから制作してもらったのですが、
スポンジが硬すぎて、ワインディングは良いのですが、長距離でおしりが痛かったので自作した次第です。
:其の十三:
ラジエターを交換しました。
今までいろいろとHONDA車に乗りましたが(CBRばっかり・・)、ほとんどのバイクがラジエターの容量不足で水温が上がります。
70〜80km/hで巡航しているときは良いのですが、市街地で信号機に2〜3回つかまると、100℃オーバーでファンが作動します。
そこで、HRCレーシングキットのビッグラジエターに交換する事にしました。
取り付けは車種専用なので問題ないのですが、レーシングパーツの為ラジエターファン取り付けステーと
表側のエアーダクト固定用のステーが付いていません。
レーサーでは無いのでラジエターファンは絶対必要です。
そこで、純正ファンを流用出来るようにステーを制作し、専門ショップに溶接して頂きました。
ラジエターファン自体もプラスチック製ファン部分の外周を削るなどして、ギリギリまでラジエターに近づけてあります。
その理由はラジエターファンのモーター部が、ヘッドカバーに干渉するからです。
ラジエターファンは前も後ろもギリギリです。クリアランスは1〜2mmしかありません。
ファン取り付けステーの寸法次第でどちらかに干渉します。
チャレンジする方は慎重に寸法取りしてください!!
ラジエターが大きくなったことで色々と不具合も出ます。
まず、レギュレーターが純正位置ではダメなので、HRCキットのレギュレーターステーを使い
移設します。(以前ヤフオクでパチ物が出ていた。形は同じだが、ラバーマウントでは無い)
純正位置より風通しが悪そうなので、熱対策が必要かな・・・
次に、ラジエター下部の両サイドとアンダーカウルが干渉するので適当にカット。
そして、一番重要なのがマフラーです。
ノーマルのマフラーでは、HRCビッグラジエターは装着できません!
エキパイ部とラジエターが干渉します。
レース用マフラーで数ミリのクリアランスしかありません。
OILエレメントも純正では干渉するので、背の低い物に交換が必要です。
お気づきかも知れませんが、OILエレメント交換は大変です (;−;)
ラジエターをずらして3番のエキパイを外すか、ラジエター&マフラーを外さないと交換出来ません!
なんでCBR1000RRみたいに、OILエレメントが90度横になっていないの・・・・・
いまさら遅いですが・・・
まあ〜水温が安定しているのでヨシとしましょう。
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